SEOって何??
SEO(Search Engine Optimization)
検索エンジン最適化。
スマホやパソコンで何かを調べたい人がキーワードを入力した時に、上位に表示させること。
日本で使われている検索エンジンは、Google・Yahoo・Bingといったものがあります。
ここでは、Googleの検索エンジンを意識してお話をすすめますね。
なぜなら、
- 1位:Google 71.76%
- 2位:Yhaoo! 23.82%
- 3位:bing 3.63%
- 4位:baidu 0.43%
- 5位:DuckDuckGo 0.1%
- 6位:Other 0.28%
というようにGoogleを使用する人が71%もいる事。
そして、YahooはGoogleの検索アルゴリズム(順位のルールプログラムみたいなイメージです)を使っています。
となると、約96%がGoogleの検索エンジンを利用しています。
SEO対策とは、Googleの検索アルゴリズムを意識した対策。
もう少し詳しくSEOについて説明していきますね。
先ずは、検索ってなに??から。
検索とは?
スマホやPCなどを使ってインターネットに繋ぎ調べる事を、ここでは検索と言います。
『近くの鍼灸院』『カットが上手な美容室』『美味しいパン屋さん』などなど。
調べる人は色々な言葉で調べます。
調べるツールとしてはスマホが断トツで次にPCやタブレットです。
ほとんどの人がスマホを持つ時代。
調べるという事に現代の人は慣れたので、年々検索数は増加しています。
調べる事に慣れすぎて脳が退化しているという話もあるほどです。
次に検索キーワードって??
検索キーワード
自分のサービスを知ってもらう時に、どのような言葉で調べられるのか?
例えば、美容室なら『美容室』だけで調べる人もいます。
『地名+美容室』『地名+カット』『地名+カラー』といったような感じで地名を組み合わせたりサービスを組み合わせたり。
入力する単語のことを検索キーワードと言います。
1文字だけ入力して調べる事を単体キーワード。
2文字以上組み合わせて調べる事を複合キーワード。
最近では『OKグーグル』とか『ヘイSiri』とスマホに呼びかけて、話し言葉で調べる人も増えています。
例えば、
『OKグーグル!海が見える喫茶店を教えて!』
とか
『ヘイSiri!近くの美味しいケーキ屋さんは?』
といった具合です。
検索エンジンを変更することもできます。検索エンジンの変更方法は別で紹介しますね。
そこで、スマホが地図やホームページのタイトル、広告などを表示させます。
こういう検索方法を音声検索といいます。
キーワードを入力したり言葉で聞いてみたりした時に、Googleが答えを返してくれます。
その質問なら、この順番が良いと思うよといった具合です。
検索順位はどうやって決めているのか?
検索順位
検索順位はGoogleのアルゴリズムで決めています。
この順位を決めるルールは、Googleの中でも限られた人しか知らないと言われています。
全貌を知っている人は本当にいるのかも不明です。
ただ、大まかなルールと言うか指標はGoogleが教えてくれています。
Googleウェブマスターと言って、Googleさんが魅力的なサイト作りを教えてくれます。
この中のガイドラインを遵守するに、大まかなルールは説明されています。
読むと『なぁんだ。』って思うような基本的な事です。
SEOの順位については、別で詳しく説明していきますね。
ここで覚えてほしいことは
- 検索順位はGoogleを意識するべき
- 順位が決まるルールがアルゴリズム
ホームページを作る時は検索順位・検索キーワードなどを意識してデザインする必要があります。
意識するべき検索キーワード
検索キーワードは1文字より組み合わせた複合キーワードを意識するほうが良いです。
1文字で調べるより組み合わせたキーワードで調べる人が増えてきたこと。
何よりも1文字で検索時に上位表示させるのは、非常に厳しい戦いを強いられます。
『美容室』の1文字だけだと、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーなどの大手企業のホームページが先に表示されます。
大手のポータルサイトは、そのホームページやドメイン自体に力があるので勝ち目は正直いってありません。
でも、調べる人は『美容室』ばっかりを組み合わせるわけではありません。
単刀直入に『カット+うまい+地名』や『パーマ+安い+地名』といったキーワードで検索する人もいます。
*地名を組み合わせるとMEOで良い結果が得られます*
*MEOについては、こちらをご覧ください*
髪の毛に悩みがある人は、『くせ毛+矯正+地名』のようなキーワードで検索します。
ショートカットが上手なお店を探す人は、『ショートカット+得意+サロン』という検索をする人もいます。
一番のポイントは、調べる人が知りたい内容を過不足なく伝えられているかどうか。
『地名+整体+金額』といったキーワードだと、
『近くの整体屋さんで安いところはあるかな?』
『保険はきくのかな?』
『どんな施術でどれくらいの金額が必要なのかな?』
といった疑問を解決したいから検索しているはず。
それなのに、
サロンの雰囲気が良い感じでしょ?のページとか、
治療方法がスゴイでしょ?のページしかないホームページだとどうなるか?
直ぐに違う整体サロンを探します。
ひどいケースはホームページのデザインだけを重視してるものです。
検索したユーザーはデザインがキレイだなぁって、思うには思っても必要ではありません。
自分の必要な回答があるか無いかがポイントです。
逆に、『腰痛+治療+地名』という検索キーワードだと、
『ギックリ腰になったけど、良い治療院はあるかな?』
『ずーっと腰が重たくて痛いけど、どんな治療方法があるんだろう?』
『腰痛は形成外科?整体?鍼灸院?』
といった感じの疑問があります。
するとグーグルは腰痛に関して詳しく専門的なホームページを探して上位に表示します。
場所は多少遠くても、このホームページは腰痛に関して非常に詳しく検索ユーザーが満足するはず。
グーグルが認識したホームページを上位に表示させます。
上位表示の恩恵
上位表示だと、どれくらいクリックされるのか?
検索結果1ページ目のクリック率です。
単一キーワードの検索順位 | クリック率 |
1位 | 21.12% |
2位 | 10.65% |
3位 | 7.57% |
4位 | 4.66% |
5位 | 3.42% |
6位 | 2.56% |
7位 | 2.69% |
8位 | 1.74% |
9位 | 1.74% |
10位 | 1.64% |
このデータは2万個の検索クエリ(キーワード)と6000万回以上のクリックを90日間(2017年4月~7月)のデータを分析。NINJASから引用
1位表示だと21%クリックされるが、10位だと2%もクリックされません。
3語や4語といった複合キーワードだとどうなるか?
複合キーワードの検索順位 | 3語キーワード | 4語キーワード | 5語キーワード |
1位 | 51% | 57% | 65% |
2位 | 34% | 37% | 39% |
3位 | 29% | 33% | 37% |
4位 | 23% | 27% | 30% |
5位 | 20% | 25% | 20% |
6位 | 17% | 17% | 26% |
7位 | 15% | 15% | 13% |
8位 | 15% | 14% | 9% |
9位 | 12% | 9% | 6% |
10位 | 11% | 13% | 5% |
3語の1位は約50%で10位が約10%です。
キーワードを複数使う人は、調べたいことがそれなりに明確化されているので自分の答えがありそうなタイトルを探す傾向があります。
単純な検索だと1ページ目で答えを見つけます。
悩みが深く、自分の知りたい答えが無いようなケースだと2ページ目3ページ目へと探し続けます。
まとめ
ホームページやブログを持とうと思ったら、SEOは絶対に意識するべき。
検索順位・検索キーワードを意識して作る必要があります。
わたしがよく使う例え話で
無人島に最高のデザイナーが建てたオシャレなカフェと、東京の渋谷のスクランブル交差点近くに建てた一坪のボロボロカフェ。
どちらが、集客出来ると思いますか??
どうやって、人の目につかせるのかを考えながらホームページは作りましょう。
SEOは検索ユーザーの満足度を高める意識をしてホームページを作れば、自然と上位に上がります。
ただ、自分のサービスとSEOがピンと来ない人も多いと思います。
自分のホームページは、狙い通りのキーワードなのか?
どんなキーワードが良いのか?