インターネット広告
一昔前、昭和の頃の広告と言えば、地域のスーパーの特売などが新聞の折込広告に入っていたり。
テレビのCMが大手企業の広告。
駅などで手渡ししてもらうチラシも広告というイメージ。
後はポスト広告もあります。
平成の時代になりインターネットが普及して、スマホを誰もが持つ時代になると広告も大きく変わりました。
今の主流は、インターネット広告です。
YouTubeの動画を見ていても広告が入ります。
Facebookをボンヤリ眺めていても、広告が入ります。
Amazonでも、広告が入ります。
なにかしらインターネットを利用していると、必ず広告を見ています。
有名な企業だけでなく、個人的な広告もたくさん流れています。
インターネット広告の種類を先ずは説明していきますね。
インターネット広告の種類
インタネット広告をざっと分類してみました。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告(バナー広告)
- ソーシャルメディア広告
- アフィリエイト広告
- 記事広告(ネイティブ広告)
- 動画広告
リスティング広告
リスティング広告とは、何かを調べたいユーザーが検索したキーワードに対して表示させる広告です。
『美味しい焼肉屋』とか『引っ越し屋』などの、自分が表示させたいキーワードを指定します。
表示された広告をユーザーがクリックして初めて課金されます。
(クリック課金と言います。)
金額はオークション形式で決まるので、競合が多いキーワードは自ずと高くなります。
ディスプレイ広告
ディスプレイとは広告枠を提供しているウェブサイトの一部のスペースを買い取って一定期間表示させます。
ディスプレイ広告は、純広告・アドネットワーク広告・DSP広告・リターゲティング広告と分類されます。
このように、パソコンでYahooを開くと右側やタイムラインに表示されます。
Yahooみたいな大型の媒体で広告を目立つ所に表示させたいとなると、金額は高くなります。
純広告
純広告とは、例えば特定の業種のウェブサイトに広告を表示させる事です。
訪問ユーザーが女性ばかりの美容系ウェブサイトなどに、コスメの広告を1ヶ月単位や年単位で広告掲載料を支払う契約をします。
上記Yahooの右上の枠も、固定で買い取って純広告として表示しています。
多いのが車関係や旅行関係などの大手企業です。
料金形態はインプレッション課金やインプレッション保証、クリック課金など様々です。
かなり突っ込んで話すと長いので、ディスプレイ広告に特化した別のページで説明していきますね。
アドネットワーク広告
アドネットワーク広告とは、有名なアプリで言うとスマートニュースやグノシーです。
タイムラインに表示させます。
まとめ系のアプリやウェブサイトを注意してみていると、広告やSponsoredといった表示がされています。
それらは広告です。
こちらはクリック課金です。
DSP広告
DSP広告とは、少しこれまでと毛色が変わります。
DSPというツールを使って配信する広告のことを言います。
Demand-Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略で、このツールが適切な配信先を選んで表示するイメージです。
こちらもかなり長くなるので、別のページで詳しく説明していきますね。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、配信していた広告をクリックした人やウェブサイトに訪問した人に再度表示させる広告の事です。
リ・ターゲティング広告と言うと分かりやすいですね。
一度は興味を持ったはずなので、濃い見込み客というイメージです。
ソーシャルメディア広告
SNS広告とは、FacebookやTwitterやInstagramやLINEなどのSNSに掲載する広告の事を指します。
各SNSによって利用者の属性も違うので、自分が掲載したいサービスの属性とピッタリマッチすれば非常に良い費用対効果が得られます。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、アフィリエイターと呼ばれる個人や法人が成果報酬型で紹介をしてくれる広告の事を指します。
Instagramなどでコスメをレビューしている人や、ブログで商品を使ってみて紹介している人もアフィリエイターに入ります。
YouTube動画も同様です。
動画内で商品を紹介して、商品購入ページへ誘導するリンクを説明欄に貼っています。
成果報酬型なので、多少なりとも興味を持った人がクリックをしてくれます。
記事広告
記事広告とは、広告枠を提供しているウェブサイトに商品紹介の記事を作成してもらう事を指します。
雑誌などにもありますが、ある新しいキッチン用品の使い方や良さなどを紹介している記事で最終的に購入ページへ誘導する広告の事を指します。
広告色を抑えて、商品の紹介がメインになっているのでユーザーの違和感が少ないと言われています。
ネイティブ広告なども、同じような形です。
ネイティブ広告に関しては別のページで詳しく説明していきますね。
動画広告
動画広告とは、YouTubeで動画を見たことがある方なら記憶にあると思います。
動画を見ようとタップすると、自分が思っている動画じゃない商品の紹介などが始まったりします。
また、動画の途中でも突然商品の紹介などが入ります。
最後まで見させられるタイプと、途中でスキップするタイプとあります。
動画の視聴数が年々激増している事と、4G から5G に通信速度が変わることから、今後動画広告はもっと伸びると思われます。
インターネット広告といっても色々と種類があり、正直チンプンカンプンって思いませんか?
慣れていない時は、わたしも頭が数回はスパークしました。
インターネットの広告は何がいいのか?
説明していきますね。
インターネット広告のメリット
インターネット広告の最大のメリットは、小さな予算からテストが出来ることです。
例えば、新しくパン屋さんを始めるのでオープンのチラシを地域に配布しようとします。
一昔前なら、印刷に最低1万枚はとか、1回では広告の効果がないので最低3回は配布しましょうとか。
安く見積もっても広告費用に10万くらい必要でした。
(チラシ作成・印刷・配布)
インターネット広告だと、どれくらいの予算で出来るのか?
例えば、Googleのリスティング広告。
『近くのパン屋』『美味しいパン屋』などの検索キーワードが神戸市で入力された場合に、広告を出すようにしたとします。
1クリックに幾らかかるという《オークション形式》で1クリックの単価が決まります。
競合が多いキーワードは必然的に高く、競合が少ないキーワードは安く表示が可能です。
実際にクリックされた単価が広告費用です。
1クリック100円で5回クリックされた時にやめると、広告費用は500円です。
予算は自分の采配で決められるのがメリット。
Googleの広告担当の人と話をしていると、『最低でも日予算1,000円。月予算3万円は欲しい。』と言われます。
これは、データを収集するのにそれくらいは必要だからです。
ただ、無差別に配布する地域のチラシとは違って、絞り込むことが出来るので濃いターゲティングができます。
低予算でテストができ、属性も絞れて、好きなタイミングで配信・停止が出来るのがメリットです。
- 低予算で始められる
- 属性を絞れる
- 好きなタイミングで止められる
インターネット広告のデメリット
インタネット広告にも色々な種類がありデメリットはあります。
- 大きな傾向として、受注に繋がりやすい広告は費用が比較的に高くなりがちなこと。
- 適切なキーワードの選び方や、広告ページの作り方など、ある程度のスキルが必要になること。
広告運用について
自分のサービスがどのインタネット広告に合っているのか?
広告の事をもう少し詳しく、自分のサービスと照らし合わせて聞きたいなど。
無料で相談を受け付けています。