リスティング広告とは
検索キーワードに対して表示される広告の事を指します。
検索連動型広告とも呼ばれています。
PPC(Pay Per Click)広告という事もあります。
Google広告やYahoo!プロモーション広告が有名です。
特定の商品名やサービス名など関連する検索がされた時に広告を表示させられます。
一昔前までは、広告のデータを拾い出して有効かどうかを見極める必要がありました。
データ解析が面倒だったのと、正直チンプンカンプンで放置する人も多かったのが現実です。
今はGoogleのAIがデータ解析をして、一番良い配信方法を教えてくれます。
今スグ客の獲得
検索する人には段階があります。
- 自分の悩みを解決するサービスや商品名を直接検索。
- 自分の悩みを解決する方法を検索。
- 自分の悩みがハッキリしないが、悩んでいる。
例えば、パソコンの表示が遅い時。
まったくチンプンカンプンな状態だと、『パソコンの表示が遅い』と検索します。
ある程度の知識がある人は、『Wi-Fi速度改善』『パソコン 高速化』とかで検索をします。
Wi-Fiサイドに問題があるのか、パソコンの方が問題があるのか。
ある程度のあたりをつけて検索して改善策を探します。
問題点を特定している人は、『SSD 安い』とか『インターネット 速度 1G』と検索します。
通信速度がそもそも遅いからインターネット回線を高速に切り替えようとか。
パソコンの立ち上がりを早くするためにSSDを導入するか、SSDのパソコンを購入しようと考えて検索したり。
もしくは、メーカー名や商品名を直接検索します。
また、検索には『〇〇をしたい』『〇〇を知りたい』『〇〇に行きたい』といった分類も出来ます。
検索をするというアクションを起こしたということは、解決を望んでいる濃度が高いとイメージできます。
検索キーワード
リスティング広告は表示させるキーワードと予算を設定できます。
ライバルが多いキーワードでも表示させたいと思うと予算は高くなります。
そこで、クリックされて初めて広告費が発生します。
リスティング広告はクリック課金型広告と言います。
出来るだけ今スグ客になるようなキーワードを設定しておけば、非常に効率よく集客が可能になります。
ただし、ライバルも多いのがデメリット。
『白髪染め』というキーワードで検索した人がいます。
白髪染めを自宅でしたいのか?
白髪染めをしてくれる美容室や理容店を探しているのか?
この『白髪染め』というキーワードでは色んな解釈が出来ます。
Googleも同様に色んな解釈をするので、イメージがボンヤリとしています。
『白髪染め+シャンプー』『白髪染め+トリートメント』『白髪染め+カラー』
白髪染めのカラー剤やトリートメントを販売するなら、予算が高くてもこのキーワードで表示させたいと思います。
『白髪染め+商品名』で検索する人は、もう購入する気が高いとイメージできます。
ライバルの商品名での検索で表示させるケースもあります。
非常にクリック単価が高くなりますが。
ユーザーの気持ちを検索キーワードで理解しようとするだけで、集客がガラッと変わります。
リスティング広告で期待できること
リスティング広告で期待できることは、売上に直結する今スグ客の獲得が期待できること。
費用対効果がマイナスでなければ、リスティング広告を配信する意味はあります。
1万円の広告費で2万円の売上なら1万円の利益があります。
これくらい分かりやすいと続けられます。
ところが、1万円の広告費で12,000円の利益だと、なぜかやめる人が増えます。
広告に対する利益の期待値が高すぎるのか?
速効性を期待しすぎているのか?
リスティング広告は、今スグ客が見たけどタイミングが合わず少し寝かされることもあります。
なにかのタイミングで思い出して、あなたのサービスを探す人もいます。
人の目に触れる事が、最初のビジネスチャンス。
マイナスで無い限り、効果が出ています。