音声検索とキーワード。増える音声検索に対してのSEO対策とは?

SEO 音声検索とSEO対策

音声検索を利用したことがありますか?

テレビのCMで音声検索をしていたのが認知されたのか、ここ2年位で一気に利用する人が増えています。

スマホだけでなく、スマートスピーカーと呼ばれるGoogle HomeやAmazon Alexa、iPhone Siriなど。

 

話しかけるだけで、自分が望んでいる事をしてくれます。

 

インターネット調査会社comScoreは、2020年までにインターネット検索の50%が音声検索になると予測しています。

 

若者よりもシニア層のほうが、音声検索を利用している人が多いような気もします。

文字を打ち込む事が苦手なシニア層は、話しかけるだけで色々な回答をしてくれる利便性を若者以上に感じているはず。

 

音声検索と検索キーワード

音声検索は

『渋谷で美味しい焼肉屋さんは?』

『大阪で有名なたこ焼き屋さんは?』

『京都で有名な紅葉スポットはどこ?』

 

キーワードを入力して検索する場合、どうしても打つのが面倒になり少ないキーワードになりがちです。

地域名+おすすめ+パン屋さん

地域名+美容室

 

音声検索だと、地域名+美味しい+有名+ラーメン屋という4つのキーワードを

『福岡で美味しいと有名なラーメン屋さんは?』と伝えるだけでOKです。

 

時間もキーワードを入力する半分以上ですみます。

 

スマホやスマートスピーカーの音声認識能力も飛躍的にアップしていることも、音声検索が増えている要因です。

 

意外と強いBing

検索エンジンはGoogleが圧倒的に強いです。

日本だと、YahooもGoogleの検索エンジンを基本としているので、Googleが圧倒的なシェアを持っています。

 

ただ、AI音声アシスタントの検索エンジンとなるとBingが今の所強いので、少しビックリです。

WSJ / What’s Next for Tech and Media in 2017
WSJ / What’s Next for Tech and Media in 2017

少しデータは古いのですが、Google Home以外はBingを使っています。

 

WEBのSEO対策だとBingの事は殆ど意識しませんが、音声検索では意識が必要です。

とは言え、やることに変化はありません。

 

音声検索のSEO対策

音声検索のSEO対策と言っても難しく考える必要はありません。

 

結局は質問された文章からキーワードを抜き取って検索をしているからです。

『近くでおすすめのカフェは?』

自分のいる場所が仮に東京駅だとします。

 

位置を認識して、

東京駅+おすすめ+カフェというキーワードで検索結果を表示します。

 

11のポイント

海外のSEO調査会社 BacklinkoがGoogle Homeが回答した1万件の音声検索の結果を分析し、音声検索で回答として選ばれたコンテンツの11のポイントを発表しました。

 

  1. ページの表示速度が非常に速い
  2. HTTPSで保護されたサイト
  3. 音声検索のクエリに対して簡潔な回答(短文)
  4. ドメインオーソリティが高い。オーソリティが低いサイトよりも音声検索の結果に出やすい
  5. ソーシャルでのシェア率が高い
  6. シンプルで読みやすいコンテンツ
  7. (Googleは)長いコンテンツから抜き出して音声検索の回答をつくる傾向にある(平均して2,312語)
  8. パソコンでの検索で上位表示されている
  9. 強調スニペットが音声検索結果として出現する
  10. ページのtitleタグにクエリそのものが含まれている音声検索結果はごくわずか
  11. 構造化データは音声検索の順位に重要な役割を果たしていない

 

一つずつ解説していきます。

 

ページの表示速度

ページの表示速度はモバイルファーストでGoogleがポイントにしています。

今までだと、同じコンテンツの内容だと表示速度が速い方が上位表示されていました。

ただし、今後5Gになった時にこの概念は大きく変わる可能性があります。

そこまでの表示の差が出ない可能性があります。

 

HTTPSで保護されたサイト

これも随分前から言われていた事です。

https://〇〇〇〇

と表示されていればOKです。

 

http://〇〇〇〇のアドレスのままのホームページは、Google Chromeだと「保護されていない通信」と表示されます。

悪質なスパムサイトの可能性があるような感じがして、初めて訪問する人は不安になり敬遠する可能性が高いです。

「保護されていない通信」

 

自分の利用しているURLでSSLサーバ証明書を所得するとhttps://〇〇〇〇という表示にかわります。

 

クエリに対しての回答

クエリとは単純に検索キーワードです。

コンピュータ用語としてだけでなく一般的に言えば、クエリ (query) とは質問や問い合わせのことです。乱暴に言えばquestionとほぼ同じで、誰か(あるいは何か)に対して、回答を期待して行う問い合わせ、と思えば間違いありません。昔は「質問語」と呼ばれたこともあります。

 

  • 音声検索のクエリに対して簡潔な回答(短文)
  • シンプルで読みやすいコンテンツ
  • (Googleは)長いコンテンツから抜き出して音声検索の回答をつくる傾向にある(平均して2,312語)

この3つの項目は同じイメージで大丈夫だと思います。

ユーザーの検索意図に対して過不足なく回答をしていること。

検索して訪れたユーザーが、120%満足出来るかどうか。

 

これは、一般のSEO対策も同様です。

オウンドメディアなどを構築する時も、一番意識していくポイントになります。

 

ドメインオーソリティ

ドメインの権威性。

雑多ブログでの紹介記事より、専門家の紹介記事を優先します。

 

ドメインの強さ。ドメインオーソリティはSEO対策に最重要??

 

SNSでのシェア率

SNSでのシェア率が高いイコール、面白く分かりやすい記事です。

SEO対策で重要視される項目の一つです。

 

中古ドメインを探すときのポイントにもなっています。

 

パソコンでの検索で上位表示されている

これも当たり前の話で、基本のSEO対策は同じという意味です。

パソコンでは表示されていないのに、音声検索だけ表示される事はありません。

注意;Bingを利用している音声検索とGoogleを利用している音声検索は違う可能性はあります。

 

強調スニペットが音声検索結果として出現する

スニペットとは表示の下に表示されている、概要欄です。

スニペット

このページには、こういう内容の記事が書かれていますよという表示なので、ここで興味を惹き付ける必要があります。

 

強調スニペットとは、検索した時に一番上に長めの回答が表示されています。

強調スニペット

その内容だけで、検索した回答がだいたい理解できます。

ハウツー検索の場合だと動画が表示されている事も多くあります。

動画 強調スニペット

タイトルにキーワードを含む

タイトルにキーワードが含まれているかどうか?

これも、昔からのSEO対策の基本です。

 

構造化データ

これはGoogleの検索エンジンに対して、こういう内容のページですよと評価をして貰うポイントです。

構造化データとは、Webページの内容を検索エンジン(主にGoogle/Yahoo/Bing)により解りやすく伝えるためにHTMLにマークアップする専用のコードのことです。

ホームページの構造の問題なので、あまり意識する必要がないです。

 

おわりに

音声検索だからといって、今までと違うSEO対策をしないといけない事はありません。

Googleの基本的な考え方。

ユーザーが満足するコンテンツ。

過不足なく検索意図に対して回答をするという心がけがポイントです。

 

コンテンツの中に、質問と回答を含めると良いとも言われています。

自分のビジネスに関する検索キーワードを意識して、人がどんな風に質問するのか?どんな回答が良いのか?を意識する事が大切です。

  • ホームページを作りたい
  • スマホサイトに変更したい
  • ネット集客を相談したい
  • ネット広告を相談したい
  • 動画を利用したい
  • 動画の編集をして欲しい
  • まだ、よくわからないけど話を聞きたい

など。

 

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